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アプリの広告計測ツールとアプリ内マーケティングツールを連携するメリット

 アプリを運営する事業者さまには、流入元を可視化する広告計測ツールやユーザー行動の可視化、継続率の改善やLTV向上を目的としたアプリ内マーケティングツールを既に導入している、もしくは導入を検討している方が多いかと思います。しかし、弊社にアプリ運営についてご相談をいただく際、広告計測ツールとアプリ内マーケティングツールのデータを連携しているか聞いてみると、「両ツールを連携していない」「連携できることをそもそも知らない」という事業者さまが一定数いらっしゃいます。

現在ツールの導入を検討している方は以下の記事をご覧ください。

  • アプリの広告計測ツールについて
  •  

  • アプリ内マーケティングツールについて
  •  

     両ツールを連携していない理由として最も多いのは、
    ・広告計測ツールは、獲得数をKPIとするマーケティング担当者
    ・アプリ内マーケティングツールは、継続率をKPIとするプロダクト担当者
    といったようにツールの管理者が異なるケースです。また、そもそも各ツール間でのデータ連携が出来ないという事もあります。そこで今回は、役割の垣根を超えて両ツールを連携することのメリットを解説します。

    広告計測ツールとアプリ内マーケティングツールを連携するメリット

    流入経路別でパーソナライズしたアプリ内マーケティングができるようになる

     広告計測ツールで取得した流入元のデータを活用することで、アプリ内で特定行動をしているユーザーのみに対して行うプッシュ通知やアプリ内ポップアップ(以下、ポップアップ)などのアプリ内マーケティングを更に流入経路別に配信ができるようになります。

    流入経路のデータを活用することによって、例えば期間限定キャンペーンでインストールしたユーザーのみにプッシュ通知やポップアップをパーソナライズ配信できるようになり、より利用ユーザーのエンゲージメントを高めることが可能です。

    活用イメージ

    オンライン

     流入経路別にパーソナライズしたアプリ内マーケティングをすることで、アプリ内の特定のイベントまでの正確なCPAを計測することが可能になります。

     例えば、有料広告上で媒体ごとや期間別にインストールのインセンティブ訴求を分けていたにも関わらず、プッシュ通知やポップアップを流入経路ごとに分けずに全ユーザーに同じ訴求で配信していたとします。
     この場合、流入経路やインストール時の訴求ごとで、パーソナライズされていないアプリ内マーケティングによって間違った訴求をしてしまうことがユーザーの不快感に繋がり離脱(アンインストール)する懸念が発生します。
     キャンペーンごとのCPI、X地点のCPAが以下の表の値だったとします。

    ※X地点(マジックナンバー)については下記の記事で解説しています。
    https://data.metaps.com/blog/2020/10/29/app_analyticstool_retention/

     流入経路ごとのデータと、アプリ内のX地点(マジックナンバー)までのユーザージャーニーを過去のユーザーデータから分析して構築し、そこに誘導する適切なアプリ内マーケティングを個別に行うことで以下のようにX地点までのCPAを効率的に抑えることができます。

    プッシュ通知の具体的な活用方法、改善事例については以下の記事を参照ください。
    https://data.metaps.com/blog/2018/11/15/strategic-push-basic/

    オフライン

     店舗への誘導目的のアプリ(以下、店舗アプリ)においては、オンラインよりもパーソナライズしたアプリ内マーケティングを実施する必要があります。

     例えば、店舗アプリのインストール促進施策として、来店したお客さんに限り、期間限定のクーポンや特典などのインセンティブを付与するというケースが多くあります。例えば、インストール施策としては下記の様な例があります。

    ・エリア限定インストールクーポン
    ・特定の曜日限定のインストールクーポン
    ・雨の日限定のインストールクーポン

    一方でそのようなインセンティブがない、ストア検索でインストールしたユーザーと上記施策によるユーザーとではインストールした動機が異なるため、ユーザーインサイトに合わせて異なるアプリ内マーケティングを行うことが望ましいです。そうすることでインストール直後のユーザーの満足度が高まり、特定行動(X地点)の利用促進を加速させます。オンラインの事例と同じようにパーソナライズしていないアプリ内マーケティングはユーザーにとってノイズとなり、不快感を生みやすく離脱を起こしかねません。プッシュ通知は不必要な情報を送り続けると、プッシュ通知の許諾拒否もしくはアンインストールに繋がる可能性があるため、特に注意が必要です。

    1SDKのツールのメリット

    ①管理コストの削減

     1つのSDKで流入元からインストール後の行動分析、アプリ内マーケティングができることで、SDKの導入やアップデート時の開発の工数を削減し、導入のスピードを速くすることができます。また、チームに新しくメンバーがアサインされるような場合にも、1SDKで全てを管理していれば、新メンバーは1つのツールの使い方を覚えるだけで良いので、無駄な教育コストを削減することにもつながります。

    ②経済コストの削減

     目的に応じた個別ツールを導入することで、それぞれの機能が豊富になり高度な分析や施策が打てるようになります。一方でその機能を使いこなせず高い費用を負担しているケースがよくあります。1つのSDKを導入し、必要に応じてオプションとしてカスタマイズすることが可能であれば経済コストの削減につながります。

    ③アプリ事業の基盤となるデータの構築ができる

     今やビジネスを成功させる上で、データを元に意思決定をすることは常識となりました。ただし、意思決定の元となるデータがあやふやなままでは、正しい判断も困難です。複数ツールを導入している場合、各ツールでデータの定義が異なるがゆえに、正しい意思決定が阻害されるケースが非常に多いです。各プレーヤーが共通の課題認識を持ちながらコンセンサスを取れるように、共通の分析基盤でデータを確認することが重要です。

    Metaps Analyticsは、広告計測のデータとアナリティクスのデータが一気通貫に管理されているため、広告指標とアプリ内KPIを掛け合わせた定量評価が可能になります。正しい判断をする上では最適なアプリ管理の統合型SDKです。

    Metaps Analyticsについて

    「Metaps Analytics」は広告計測とアプリ分析、CRM施策の機能を備えたアプリのマーケティングプラットフォームです。広告流入経路の判定、ユーザー行動の分析、プッシュ通知、アプリ内ポップアップ等のアプリ内施策までを1ツールで実現します。既に広告効果測定ツールを導入している事業者様向けに「Metaps Bridge」という、広告効果測定ツールとアプリ内分析、CRM施策を統合して同じダッシュボードで管理できるツールも提供しています。
    また、報告書やレポートが作りやすい、直感的で見やすいダッシュボードになっており、充実したカスタマーサポートしているのでアプリ分析ツール運用初心者の方にもおすすめです。

    まとめ

     今回は、アプリの広告計測ツールと分析ツールを統合してデータを分析する意義について解説しました。まだ両ツールの連携を行なっていない方は、より効率的なユーザー獲得、LTV最大化のために、ぜひ連携してみてください。また、自社にあったツールが分からない方や、アプリマーケティング全般について知識がなくアドバイスが欲しい方はこちらからお気軽にお問い合わせくださいませ。

    ——————————お問い合わせ先
    株式会社メタップス データマネジメント事業部
    https://data.metaps.com/contact/