Metaps

BLOG

最新情報

【事例あり】店舗アプリの売上に繋がるマーケティング施策を解説!

前回は小売事業者さま向けに、アプリを活用したデータ分析事例を解説しました。
アプリ内のデータ分析を行い、アプリ内の改修とCVRの改善が見られた後は、ユーザー数を増やすアプローチを実行するのが、アプリ事業拡大において一般的な流れです。

店舗アプリのデータ分析事例や基本的なKPIについてはこちらをお役立てください。

今回の記事ではユーザー獲得にフォーカスした、売上に繋がるマーケティング施策について解説をします。

店舗アプリのマーケティング施策を実行する前に

 生鮮食品や日用雑貨、家電などを取り扱う小売業では、店舗に来店、そして購入するという行動が一度で終わらずに、継続的に再来店、購買をしてもらう事を目指しているかと思います。言い方を変えるとお店のファンになってもらうとも言えますが、その顧客のファン化を目的として、アプリを活用するケースが増えつつあります。

しかし、ただアプリを作っただけの状態で、
「思ったように顧客にダウンロードしてもらえない」
「ダウンロード数は増えてきているけど、アクティブユーザー数は増えない」
「アプリが実際に来店促進の役に立っているのか分からない」
という悩みを抱えている事業者さまは多いのではないでしょうか?実際に弊社にもその様なご相談を多くいただきます。

そこで、今回は弊社の実績を基に、アプリの活用をする前に必要な、適切なターゲットにアプリをインストールしてもらうためのマーケティング施策のポイントを2つご説明します。

1.インストール後のユーザー導線を設計しておく

インストール時点で売上が発生しない性質のアプリにおいては、効率的にユーザーを育成する施策を行うために、ユーザーの導線を設計しておく必要があります。この時点でカスタマージャーニーのような詳細なユーザーの行動や思考などをまとめておくことが理想です。

今回は簡単にインストール後のユーザー導線の例をあげます。

(例)
・ アプリをインストール
・ 店舗へ来店
・ 店舗での購買(コマース機能を持つ場合はアプリ内での購買行動の促進)

 ユーザーを増やすためのマーケティング施策を実行する前に、店舗への誘導またはアプリ内での購買行動の促進など、売上が発生するまでのユーザーの導線を設計することが重要です。

2.マーケティング施策のターゲットを決める

ユーザーの導線を設計に加え、どのようなユーザーが売上に繋がりそうかを分析し、ターゲットを策定する必要があります。

店舗やWebサイトで、これまでにどのような属性のユーザーが売上に貢献しているかを分析することで、そのユーザーに近い顧客層をターゲットにアプリでもマーケティング施策を実行することができるようになります。

以上の2点をふまえて、実際のマーケティング施策事例を解説します。

①店舗を使ったオムニマーケティング

~ LTVが高くなりそうなユーザーにインストールしてもらう ~

 小売事業者さまが実施するインストール施策として効果が高いものの1つが、既存の店舗を使ったオムニチャネルのマーケティングです。「Metaps Analytics」上のデータからも、実際に店舗を利用しているユーザーのほうが、オンライン広告でインストールしたユーザーよりも、ECアプリでの購入率が高いことがわかっています。大きく2つの施策例を紹介します。

  • レジでのQRコードの配布
  • 店舗の従業員に、接客の際にアプリインストールを促すQRコードをお客様に勧めてもらう方法です。レシートの裏や専用のチラシを用意し、お客様に店舗やアプリで使えるクーポンを訴求することでインストールを促します。その際に広告計測ツールを導入していれば、店舗や従業員ごとのインストール数を把握することも可能です。各店舗や従業員紹介からのインストール数に連動させてインセンティブを用意するなどのインストール促進キャンペーンを行う事もあります。

  • 購入前に利用できるクーポンをQRコードを通じて配布
  • 店舗の入り口やレジ前に、購買前のお客さんに対して当日限り利用可能のクーポン等を付与することで、アプリをインストールしてもらう方法です。

    ②SNSを活用した認知拡大とユーザーエンゲージメント向上

    ~ インストール後のユーザーの動きを意識する ~

    今回は、店舗に誘導する目的でアプリを活用している小売事業者の事例を用いて解説します。

    下図1はあるアプリのDAUとインストール数の推移を示したものです。それぞれの指標で右肩上がりに成長していることが見て取れます。また、インストール数において四半期毎に急激に上昇している地点があることも分かります。この着実な成長と突発的なインストール数の上昇の裏には、SNSによるフォロー&リツイート施策などのキャンペーン施策がありました。

    図1「当該アプリのDAUとインストール数」

    下図2は同アプリを運営する事業者様の公式SNSアカウントのフォロワー数の推移を示したものです。

    図2「当該アプリ事業者の公式SNSアカウントフォロワー数推移」

    このようにSNSを活用した認知拡大施策は、インストール数はもちろんDAUといった「1)ユーザー数を増やす」に対して有効な施策であることが分かります。
    しかし、単にユーザー数が増えただけではなく、より起動してもらい「2)店舗への誘導数を増やす」を実現させなければなりません。

    下図3は、SNS施策の実施前後でのFQ30(起動頻度。特定の期日を基準として過去30日間でユーザーが何日間起動したかを示した指標)です。実施前である期間①では、30日間で1日から10日間しか起動しないユーザーが58%であるのに対し、実施中である直近6ヶ月では44%であり、14ポイントも低下しています。一方、30日間で21日以上も起動するユーザーが13%から19%と、6ポイントも上昇しています。

    図3「SNSの認知拡大施策の前後でのFQ30」

    これらの点を見ても、SNSによる認知拡大施策は「1)ユーザーを増やす」だけではなく、「2)店舗への誘導数を増やす」といったユーザーエンゲージメントを向上させることがわかります。

    マーケティング施策を実行した後は

    マーケティング施策を行った後は、施策に適した評価をしていくことが重要です。アプリのインストール施策の評価のポイントは下記の2点です。

  • 狙っていたユーザー層はインストールにつながったのか?
  • インストール後に想定していた行動をしているのか?
  •  

    インストール施策や、アプリ内の改善、その評価は、「Metaps Analytics」のように流入計測やアプリ内行動の分析ができるアプリマーケティングツールを導入することで実施することができます。もっと詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

    Metaps Analyticsについて

    「Metaps Analytics」は広告計測とアプリ分析、CRM施策の機能を備えたアプリのマーケティングプラットフォームです。広告流入経路の判定、ユーザー行動の分析、プッシュ通知、アプリ内ポップアップ等のアプリ内施策までを1ツールで実現します。また、報告書やレポートが作りやすい、直感的で見やすいダッシュボードになっており、カスタマーサポートが充実しているのでアプリ分析ツール運用初心者の方にもおすすめです。

    アプリの分析・活用で再来店を支援、小売業界に特化したプランを11月1日より提供開始

    弊社では新たに、小売業界に特化した「おみせアプリ応援プラン」をリリースいたしました。
    アプリ利用の浸透とDXの必要性が高まる小売業界にとって必要な機能を1つにまとめ、月額10万円から提供します。