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アプリインストール数を向上させる効果的な施策を一挙解説!

アプリ事業者にとって、自社アプリと親和性の高いニーズを持った新規ユーザーを出来るだけ低コストで獲得することは、収益性を高める為には必要不可欠な取り組みになります。そこで今回は、インストール数を向上するために見るべきKPIと、そのKPIごとの施策についてご紹介します。

インストール数向上のためのKPIとは?

インストール数を構成する要素を分解すると、ストアに流入するユーザー数(=ストア流入数)、ダウンロード率の2種類のKPIに分けることができます。また、ストア流入数向上のための施策はさらに、(1)オーガニック(自然流入)による獲得と(2)広告による獲得に分けることができます。

インストール数向上のための施策

(1)オーガニック(自然流入)によるストア流入数向上の施策

この記事では、オーガニックによるストア流入数向上の施策を3種類ご紹介します。

  • 検索最適化(ASO対策)
  • 自社サイト/SNS活用
  • バイラル(紹介)

ASO(アプリストア最適化)

ASOとはApp Store Optimizationの略で、自社のアプリをストアのランキングやキーワード検索結果で上位表示させるための対策のことです。
アップル社の情報によると70%のユーザーがアプリストアの検索を利用していることから、ストア流入数の向上にとって重要な施策であることが分かります。

参考:https://searchads.apple.com/jp/

具体的な施策は以下の4つです。
①適切なキーワード選定
②キーワードの使い方の工夫
③アイコンやタイトルの工夫
④レビュー対策

①適切なキーワード選定
【ユーザーが実際に使用する検索キーワードを考える】
ユーザーが自社のアプリと同じような機能を持つアプリを検索する際に、実際に使いそうな言葉をキーワードに設定することで、よりページ閲覧数を増やせる可能性が高まります。

【キーワードごとの競合の多さと上位表示のされやすさを考える】
「生活」「勉強」など、抽象的な一般キーワードであるほどユーザーの検索回数は多くなりますが、競合は多くなります。逆に、一般的でなかったり具体的なキーワードであれば競合が少なくなり検索結果の上位を狙うことが出来ますが、検索回数の総量は少なくなります。そのため、キーワードは一度選定した後は定期的に検索順位を確認し、キーワードを変化させて検証をすることが大切です。各キーワードの検索ボリュームがどれほどあるのかについては、App ApeやApp Annieなどの市場データの分析ツールを使うことで調べることができます。

②キーワードの使い方の工夫
タイトル、アプリの紹介文やサブタイトルにキーワードを入れることで、検索順位を高めることができます。また、キーワードを他にもいくつか用意し、それらを紹介文に含めることで関連表示からユーザーにアプリのページを見てもらえる可能性が高まります。

③アイコンの工夫

  • 小さく表示された場合でも分かるように、シンプルで目立つ色使いやデザインにする
  • 競合アプリを研究し、他社と共通の要素と自社アプリの特徴的な要素の両方をアイコンに組み込む
    • 競合と共通の要素を入れることで、ユーザーがどのジャンルのアプリなのかについて把握しやすくなります。一方で、競合アプリとは異なる自社の特徴を押し出すことで、ユーザーの目を惹く工夫も大切です。
    • 権威を伝えるべき内容や、特別なイベントや施策を実施している場合は、その内容について記載する事で安心感を与える(○○○○DL突破、TVCM放送中、○周年など)

④レビュー対策
ユーザーによる好意的な評価や口コミの数などは、検索結果にも影響をもたらします。そのため、アプリでユーザーが感じた不便やトラブルを早急に吸い上げて改善する仕組みや、ユーザーが良い経験をできたと感じたタイミングでレビューを求めるポップアップをアプリ内で表示するなどの工夫をする必要があります。

自社SNS/自社サイト活用

特にユーザー同士のコミュニケーションが発生しやすいゲーム等のサービスは、非常に相性が良い施策です。SNSを活用した情報発信やユーザー同士のコミュニケーションを促進することによって、SNSをフォローしているユーザーの周辺ユーザーのインストールを獲得していくことができます。既存のユーザーまた、自社SNSのフォロワーがアプリのターゲットと同じである場合、自社SNSを使った宣伝は大きな効果を見込むことが出来ます。なぜなら、自社SNSのフォロワーは自社のサービスに関心を持っている可能性が高いからです。同様に、自社サイトの閲覧者層がアプリのターゲットと同じである場合も、大きな効果を見込むことが出来ます。

バイラル(紹介)

バイラルとは、アプリを既に利用したユーザーがSNSを通じて、または会話の中でアプリについて周囲の人におすすめすることを指します。この方法は無料で行うことができるためコストが低いという利点はありますが、持続的に成功するためにはユーザーのニーズや志向性の変化を適切に捉え続ける必要があります。

(2)アプリインストール広告の配信によるストア流入数向上の施策

アプリインストール広告の種類

アプリインストール広告は主に3種類に分けることができます。

①SNS広告
②検索広告
③アドネットワーク

①SNS広告

SNS広告とは、Facebook、Instagram、Twitter、TikTokなどのSNSに表示される広告のことを指します。日本ではFacebookをビジネスで利用するケースが多く、年齢層が他のSNSと比べ高いのが特徴です。エンタメ系のアプリの場合はTwitterが相性が良い傾向にあります。また、InstagramやTikTokは年齢層が比較的低い為、媒体ごとの特性を抑えながら、どの媒体に広告出稿するのかは検討する必要があります。

②検索広告

検索画面に表示される広告とは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンの検索結果上に表示される広告を指します。年齢層や男女比率を見てもあらゆる属性のユーザーが利用しているため、広いターゲットにリーチすることが期待できます。

また、昨今シェアを拡大しているのがApple Search Ads(ASA)です。
App Store内での検索画面に表示される広告のことを指します。IDFA取得のオプトイン化により、取得できるIDFAの数が減少し、アプリインストール広告においてIDFAを基にした広告効果測定が今まで通り行えないケースが多発しました。
一方でApple Search Adsでは、Apple IDを基に広告効果測定が行えるため、IDFAの取得の有無によらず計測ができる点で広く普及していると考えられます。

出典:Apple’s privacy changes create windfall for its own advertising business

③アドネットワーク
アドネットワーク(ADNW)とは、連携するWebサイトやブログなどの小規模メディアを自動で選定、配信ができるネットワークのことを指します。アドネットワークを活用し、ネットワークに属する複数のWebサイトやメディアに一括で出稿することで、個別の媒体ではリーチできない幅広い層のユーザーに広告を配信でき、多くのトラフィックを獲得できるようになります。

その他のインストール広告媒体や各媒体の特徴についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
https://data.metaps.com/blog/2020/11/15/app_install_advertising_media/

アプリインストール広告における媒体の選び方

アプリインストール広告の媒体を選ぶ際に確認すべき点は、4つあります。
・ターゲットユーザーが媒体上に存在するか(デモグラ、趣味趣向など)
・ターゲットユーザーのボリュームは十分か
・ターゲットユーザーに絞って配信する機能があるか
・費用対効果が高い媒体であるか

SNSや検索エンジンは利用するユーザー層が異なるため、ターゲットユーザーが十分なボリュームで存在する媒体を選んで出稿することが大切です。また、せっかくターゲットユーザーが存在していても、そのユーザーを正しく絞り込むことができなければ無駄が生じ、広告費用が拡大してしまいます。そのため、各広告媒体はどのような軸で、どれくらい細かく配信先を絞れるのかについても事前に確認しておくことが大切です。

費用対効果が高い媒体の選び方

広告媒体ごとに得られたインストール数についてデータを取得することで、費用対効果が高い媒体を選定し、予算を効率的に配分することができます。
具体的な方法については下の記事で説明しておりますので、ぜひご覧ください。
https://data.metaps.com/blog/2020/10/13/app_trackingtool/#i

(3)アプリストアのページ内容の最適化によるダウンロード率向上施策

アプリストア内におけるアプリ詳細ページは、ユーザーがアプリをインストールするかどうか判断する場であるため、より丁寧な作り込みが必要です。

具体的に取り組むべきことは、以下の点です。
①サブタイトルや説明文の工夫
②アプリ説明のための画像/動画の工夫
③レビュー対策

①サブタイトルや説明文の工夫

アプリ詳細ページでは、たどり着いたユーザーに対して短い時間でアプリの魅力と機能を伝える必要があります。そのため、内容を絞るとともに自社アプリの特徴を簡潔にユーザーに伝えられるキーワードの選定が重要です。

②アプリ説明のための画像/動画の工夫

アプリ画面の画像や動画は、一目でどのようなアプリなのかユーザーに伝え、ユーザーが自分のニーズに合うかどうか判断する基準になります。そのため、アプリのターゲットユーザーに対して提供できる価値を正しく伝えられる画像を選択することや、競合アプリにはない魅力を伝えることができる画像の選択が必要です。

③レビュー対策

他ユーザーの評価やレビューの内容は、これからインストールしようとするユーザーにとってアプリの信頼性を推し量る重要なものです。
例えば、Apptentiveによる調査データでは以下のような結果が出ています。

・約80%の人がアプリインストール前にレビューを読んでいる
・アプリの評価が高まるにつれて、インストールしようと思うユーザーは増加する

引用:https://go.apptentive.com/Ratings-and-Reviews.html

このことから、アプリの点数評価に加えてレビュー欄の印象が良いことも、インストールを増加させる大切な要素であることが分かります。

具体的なレビュー対策としては、以下の施策が考えられます。

ユーザーのポジティブなレビューを表示する
・ユーザーがアプリ内で良い体験をしたタイミングでレビューをお願いする
・ユーザーのアクティビティを妨害しないタイミングでレビューをお願いする

自社のイメージをよくする
・低評価なコメントについても丁寧に返信対応する
・低評価なコメントや指摘に対して、今後改善していく姿勢を見せる

まとめ

インストール数向上のための施策は、以下の要素に分解できます。

  • ストアに流入するユーザー数の向上

・オーガニック(自然流入)による獲得の増加
・広告による獲得の増加

  • ダウンロード率の向上

特に、広告によるインストール獲得施策では、インストール数を軸にした媒体評価を行うことで予算を効率的に配分することが可能になります。

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