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アプリのアクティブ率向上のための施策とその重要性について

アクティブ率(アプリ起動率)とは?

アクティブ率とは、アプリを保持している全ユーザー数に占める一定期間内にアプリを起動したユーザー数の割合であり、以下の式で計算することができます。

一定期間内にアプリを起動したユーザー数÷全ユーザー数×100

アクティブ率はなぜ重要か

新規ユーザーの獲得には、既存ユーザーの維持の5倍のコストがかかると言われています。そのことから、一度獲得した顧客のアクティブ率に注目してその数値を向上させることは、顧客獲得コストを下げ利益を向上させるための重要な戦略だと考えられます。

参考:1:5の法則/5:25の法則

アクティブ率を測る指標について

アクティブ率を測る指標として多くの場合使われるのがDAU、WAU、MAUといった指標です。これらは一般的に、アプリのジャンルによって使い分けられます。

DAU

DAUはDaily Active Usersの略で、1日におけるアクティブ率を指します。1日に何度も起動されるアプリ向けの指標であるため、ゲームアプリやSNS、音楽配信アプリなどで取り入れられています。

WAU

WAUはWeekly Active Usersの略で、1週間におけるアクティブ率を指します。1週間に何度も起動されるアプリ向けの指標であるため、漫画アプリや動画配信アプリなどで取り入れられています。

MAU

MAUはMonthly Active Usersの略で、1か月におけるアクティブ率を指します。1か月に何度も起動されるアプリ向けの指標であるため、飲食店の予約アプリやECアプリなどで取り入れられています。

アクティブ率向上のための施策紹介

前提として、ユーザーのアプリの起動頻度やアクティブ率はアプリ自体がユーザーニーズを満たしているかに依存します。その上で、この記事ではアクティブ率をあげるために事業者が取り組むことができるマーケティング施策をご紹介します。

アクティブ率をあげるポイントは以下の2つです。
①アクティブ率が高くなりそうなユーザー群を特定し、獲得する
②インストール後に起動させるような施策を行う

①アクティブ率が高くなりそうなユーザーを特定し、獲得する

アクティブ率を軸にした媒体評価

ユーザー獲得目的で広告を出稿している媒体ごとに、インストール後のユーザーのアクティブ率を広告効果測定(トラッキング)ツールで比較する方法です。媒体ごとにアクティブ率の差異があれば、アクティブ率が高い媒体に広告予算を寄せることで、良質なユーザーを獲得できます。ただし、媒体ごとにターゲットとなるユーザーのボリュームは異なり、消化できる1日の予算には限界があるため注意が必要です。
媒体評価を持続して行い、ユーザーのアクティブ率が高い媒体を見つけられると、効率よく良質なユーザー獲得が可能になります。

②インストール後に起動させるような仕組みを作る

X地点分析*→UI改修

X地点分析とは、アプリマーケティングにおいて、ユーザーが行った特定の行動(イベント)とアクティブ率に相関があるか分析する手法のことです。
(X地点分析は、マジックナンバー分析とも呼ばれています。)
アクティブ率が上がる特定のイベントを見つけたら、そのイベントのクリアを促すようなUIやUXに改修をしてアクティブ率向上を図ります。X地点分析(マジックナンバー分析)を行い、アクティブ率と相関のある特定のイベントを見つけることで、広告配信や他のリテンション施策を行う際の到達目標や指標の一つとすることができます。

プッシュ通知の配信

アクティブ率の改善施策として代表的なものが、プッシュ通知です。アプリを起動していないユーザーに対してもアプローチできることに加え、アクティブなユーザーと非アクティブなユーザーに異なるメッセージを配信することも可能です。そのため、非アクティブなユーザーが思わずアプリを開きたくなるプッシュ通知の内容を考え、配信することは効果的です。

こちらの記事ではセグメントを分けたプッシュ通知配信の例を載せていますので、ぜひご覧ください。
https://data.metaps.com/blog/2021/07/28/push_message/

一方で注意すべきなのは、ユーザーがプッシュ通知の配信を拒否の設定にしている場合、この施策の効果がなくなってしまう点です。
より多くのユーザーにプッシュ通知を受け取り続けてもらうために事業者ができる工夫については、こちらの記事をご覧ください。
https://data.metaps.com/blog/2021/09/28/about_push_notification/#3

リテンション広告

リテンション広告とは、インストール済みのユーザーが一定期間以上起動せず、休眠状態になってしまったユーザや起動頻度が減ってしまったユーザーに対して起動を促し、またアプリ内に復帰してもらう為の広告施策のことです。

リテンション広告は配信対象にしたい既存ユーザーの条件セグメントを作成し、広告配信プラットフォームにデータ入稿することで配信が可能です。ただし、新規獲得広告とは異なり既存ユーザーのデータ活用が必要なため、広告効果測定ツールを導入し、条件を設定するためのイベントデータ(休眠日数,課金経験等)を取得しておく必要があります。

リテンション広告は、復帰させたいセグメントごとにユーザーの離脱理由を仮説立て、離脱理由に合ったクリエイティブで訴求をすることが重要です。

例えば無料プランと有料プランが存在するサブスクリプションのアプリにおいて、無料プランに登録しているものの、有料プランへの加入をせず離脱をしてしまったユーザーに対して、有料プランをトライアルで使えるように訴求したりすることがよくあります。離脱や休眠をしてしまった理由をアプリ内の行動履歴や流入経路ごとで分析をした上で仮説を設計して施策を打つことでより高い効果が見込まれます。

弊社ではリテンション広告の配信サービス「Reflame」を提供しています。詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

https://data.metaps.com/contact

定期的なコンテンツの追加

ユーザーのアクティブ率を向上させるには、アプリを起動するメリットを感じてもらうことが必要です。その1つに定期的なコンテンツの追加があります。例えば、店舗集客アプリ内に、献立作成機能や、レシピ機能を搭載することで、店舗でのショッピングの際に会員証を提示するためにアプリを起動するだけではなく、自宅でもアプリを起動してもらえるようになります。他にも求人アプリにコラム記事のような定期的に更新されるコンテンツが用意されているのも、アクティブ率向上の1つの施策です。

まとめ

今回は、アプリ運営において重要な指標であるアクティブ率について、重要性と向上のための施策を解説しました。アクティブ率を向上させ、まずは「開いてもらうアプリ」になることが、アプリのユーザー育成において重要です。アクティブ率が高い状態で維持できていると、その後の育成のためのアプリ内マーケティングの効果が高まります。ぜひお役立てください。

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Metaps Analyticsはユーザーの行動分析からデータ資産化を実施し、その後のマーケティング施策や収益化、内部施策などをワンストップで提供する総合管理ツールです。
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