ファッションのサブスクリプションという新たな領域にて、驚異の100万ダウンロードを突破したファッションサブスクリプションアプリ『メチャカリ』。その成長を牽引する株式会社ストライプインターナショナル メチャカリ部 部長 澤田昌紀氏に、当社サービスについてお話を伺いました。
導入きっかけ
【Metaps Links(現Metaps)担当 以下ML担当】当社サービスの導入のきっかけを教えてください。
【澤田氏】メチャカリはサブスクリプションアプリですが、ユーザーがサービスを利用するにはWEB経由で有料会員登録のお申し込みが必要です。このため、導入以前はデータの取得に関して一つのツールでの計測が難しく、アプリリリース当初は広告効果もインストールのみの評価となっていました。
【ML担当】当社がご支援させていただくまでは、どのような形でKPIを管理されていたのですか?
【澤田氏】当時、他社の広告計測ツールを導入していたのですが、うまくPDCAを回せずにいました。そうしたなか貴社へ相談したところ、アプリ業界に関する知識やアプリマーケティングに関する実績があるだけでなく、アプリを成長させていくため、どのようなKPIを見ていくべきかという点についてもご提案いただけました。私自身、アプリ業界やアプリマーケティングについての知見が当時はあまりなかったため、これはぜひお願いしたいということになりました。
Metaps Analyticsについて
【ML担当】当社サービス『Metaps Analytics』をご利用されてみていかがでしょうか。
【澤田氏】日々変わりゆくアプリ運営のなかで、見ていくべきKPIが一目で把握できるようにビジュアライズ化されていることは素晴らしい点だと思います。また、事業全体を統括している立場としては、広告の効果だけではなくアプリ全体を把握している必要があります。「Metaps Analytics」はオーガニック経由のインストールユーザーも含め、アプリ全体の把握ができますし、詳細なデータ分析もコンサルタントの方々がサポートしてくださるため、プロダクトの改善はもちろん事業の方針を検討するうえでも、とても役立っています。
時々、広告の計測に関して「Metaps Analytics」を利用していることを伝えると、マイナーであるかのように言われてしまうことがあります。ですが、私は単に広告効果の計測だけではなくアプリが現状どのような状況にあるのか、また分析を通じて行った施策が何人のユーザーにインパクトを与えたのかなど、これらを一気通貫して一つのツールでモニタリングできることは、事業を運営している立場からすると優れた点であると感じています。

可視化の範囲に関して
【ML担当】導入してみて良かったと思える点はございますか?
【澤田氏】メチャカリはサブスクリプションアプリですが、ユーザーがサービスを利用するにはWEB経由で有料会員登録のお申し込みが必要です。このため、導入以前はデータの取得に関して一つのツールでの計測が難しく、アプリリリース当初は広告効果もインストールのみの評価となっていました。
「Metaps Analytics」を導入する際、広告効果の計測に加え、WEB経由での有料会員登録の計測、アプリ内のユーザー行動の可視化までの提案をいただきました。その結果、有料会員獲得のための費用対効果の分析や、継続利用ユーザーと離反ユーザーとの比較分析など、そのほかにも多くのことが実現できるようになりました。現在では、サブスクリプションビジネスの特性を踏まえたうえで、見ていくべきKPI数値のモニタリングが可能になっています。また、ユーザー行動が可視化されたことで、アプリ内マーケティングはもちろん、プロダクト改善にも活用することができています。
取り組みについて
【ML担当】現在、パートナーとしてどのような点をご評価いただけていますか?
【澤田氏】アプリ事業運営におけるパートナーとして、「Metaps Analytics」を活用したアプリ分析に加え、事業を成長させていくためのコンサルティング、また広告代理店としてのマーケティング支援の、3つの役割をサポートいただいています。この3つを同時にお願いできる企業はそう多くはないと思います。変化の激しいアプリ事業運営のなかで、日々変わりゆくKPIをモニタリングし、PDCAを回しながら事業を展開していくのは結構大変なのですが、コンサルタントの方々が一緒に課題に向き合い並走していただけるので、この点は高く評価しています。

【ML担当】アプリの成長をミッションにご支援させていただいておりますが、コンサルティング内容に関してはいかがでしょうか?
【澤田氏】2019年5月に、メチャカリは100万ダウンロードを突破しました。しかし、ファッションのサブスクリプションは新規性の強いサービスであり、一般消費者におけるブランド認知・サービス内容理解が低いため、これからが本当の勝負だと考えています。メタップスリンクス(現メタップス)さんには、まだ10万ダウンロード程度の頃からサポートいただいていますが、アプリの成長フェーズに応じて事業課題や見ていくべきKPIは常に変化していきます。アプリの成長・事業の成長という視点をブラさず、この変化に応じて並走していただけることは本当に助かっています。
以前、ブランド認知はある程度高まったものの、サービス内容がなかなか理解されず、有料登録転換率を向上させるための施策を試行錯誤している時期がありました。そうした際、貴社のコンサルタントの方からの提案で、サービス内容理解を目的としたアプリ紹介動画の制作をご提案いただきました。この動画をブランディングも兼ねてYouTubeやオウンドメディアなどで配信を行った結果、有料登録転換率の向上に繋がり大きな成果をあげることがでました。
このように、成長フェーズの各所においてPDCAを回してきた結果、現在では広告効果も以前の2倍以上となり、これまで行ってきた取り組みの成果が着実に積みあがってきていると実感しています。
【ML担当】本日は、お時間いただきましてありがとうございました。